LIVE+RALLY PARK.

JOINT WORK：株式会社オープンエー・株式会社リトルデザイン・SDC株式会社・株式会社GUILD

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セルフビルド

所在地：宮城県仙台国分町（勾当台公園）

用途：什器

時期：2018.03

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担当：OF THE BOX 追沼翼 + 堀内敦央（什器）

アシスタント：梅澤一燈

企画・設計：馬場正尊＋大我さやか＋石母田諭／Open A・Little Design

企画・運営：SDC+GUILD

撮影：Satoshi Ishimota

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新建築2018年5月号

テンポラリーアーキテクチャー　Open A・公共R不動産編/馬場正尊　他著（執筆協力）

プロローグ

東北の魅力発信拠点として、仙台市勾当台公園内に1年間の社会実験のためつくられた木造仮設建築物『LIVE + RALLY PARK』。その施設の展示および周辺活用のための什器製作の依頼を受けることになった。

1・2BOX

商品や展示品を棚板でつくられた壁面に、そのまま陳列するとすべてが並列に扱われてしまう。そこで棚板と木箱を組み合わせ、棚板に置かれているものを「商品」、木箱に置かれるものは「展示品」と定義し、商品と展示品にヒエラルキーを設けることにした。さらに棚板に木箱を置くだけではリズム感が生まれないため、木箱を差し込めるようにし、1つの棚を2つに分割して、展示面積を増やすことができるようにした。ここでは東北6県にまつわる様々な展示が1年間通して行われた。

PLANTER BENCH

LIVE + RALLY PARK.周辺での滞留を増やしていくため、ベンチをつくることにした。「杜の都仙台」と言われるが、観るための緑が多く、植物との距離が生まれているように感じた。そのため、さわれる緑を背もたれに設け、より身近に植物の存在を感じられるベンチを制作した。

YATAI BENCH

マルシェの開催時に売り切れた店舗が先に帰ってしまい、使われないまま数時間放置されている様子を見ることが多々あった。そこでヤタイの脚のみを入れ替えることで、ベンチに転用できるようにした。 これによって時間や状況にあわせて、マルシェの風景を変えていくような什器として山形ヤタイがアップデータされた。